当初の予想通り学校の休校期間が、5月末までに延長されました。それにより学校の課題も追加されるようです。
また、夏休みが8月8日から16日までの約一週間となり、2学期の開始が8月17日からとなりました。
こちらの夏休みと2学期の学校の予定については、正直、ここまで日程を詰めてくるとは思っていませんでした。
普通この予定では、塾としては夏期講習も出来ないと考えるしかありません。
しかし、ふと目の前の状況を見てみると、今はちょうど学校も部活も休みで外出も自粛されているので、生徒たちの時間は例年の夏休み以上にあるように思えます。
家庭での状況を聞くと、この自由に使える多くの時間をうまく使えていないのが実際のようです。
今まで誰も経験したことがないことなので、仕方がないことではありますし、なかなか自分だけできちんと計画を立てて勉強するのも難しいとは思います。
そこで出来ないことだからとあきらめるのか、何とかこの状況を改善しようとするのか、ここが大きな分かれ道です。
私は生徒と何とか改善しようとする道を選びました。
そして、学校が休校したことにより、皮肉にも私が本来してほしい「無理のない先取り学習」ができつつある生徒が増えていることから、更にこの先取りをより良いものにするために、夏期講習の前倒しをすることにしました。
中学3年生については5月末までに進めるだけ進めて、休校明けはその復習をしつつ、入試問題を扱えるようにすれば例年以上に入試に対して早期の対策が色々とできます。
去年は夏期講習を経たあとに、成績を大幅に上げた生徒が多かったので、今年もより成績を上げて自分の志望校のランクを上げる生徒が多くなることを大いに期待しています。