私の塾の目指しているところは、勉強の習慣化です。
そのために、中学生は週の通塾での授業を3日、希望者にオンライン自習室2日、オプションの土曜特訓、LINEでの質問受付、高校生は塾の開いている時間は通い放題としています。
勉強は習慣化される前は、メンドクサイもので出来ればやりたくないものです。
しかし、習慣化されれば、勉強をすることが当然のこととなり、しないと逆に落ち着かなくなります。
人間の行動は、
①無意識で行動していない
②意識して行動できない
③意識して行動できる
④無意識で行動できる
の4段階にわかれます。
まず①は、意識も行動もしていないので、何もしていない状態です。
②は、「勉強しないといけない」ということはわかっているのに、なかなか実際の行動ができない状態です。
③は、「勉強しないといけない」ということは十分わかっているので、頑張って勉強している状態です。
ほとんどの生徒は②か③に当てはまるでしょう。
テストがあるから、なんとなくテスト勉強はするけれども、どのようにテスト勉強をしていくのかの目標がないので、とりあえず学校の提出物のワークを解いて、テスト範囲のところをひたすら暗記中心の勉強をして、テスト当日を迎える。
そして、結果が悪ければ、あれだけ我慢して勉強したのに点数が取れなかった。
やっても無意味だから出来るだけ勉強はしたくない。 だから、勉強しない。
このようになるのは、当たり前です。
そもそもテスト前だけ勉強してどうにか出来ると考えることが間違っています。
普段から勉強していても自分の思う通りの結果にならないことも多いです。
最後の④ですが、
毎回のテストで上位10%以上の順位をとる生徒は、毎日勉強をすること自体が当たり前で、テスト前には、さらに日頃の勉強に加えて、どうすればテスト範囲の内容を完璧に身につけることができるかを意識して、そして次第に無意識に効果のあるテスト勉強を自分でしてテスト当日を迎えます。
この理想の状態に出来るだけ近づけるように、塾のシステムを考え、日々改良しています。