今日の授業で、ある生徒が時間をおいて、同じ間違いを2回しました。
それは、問題文に記号で答えなさいと書いてあるのに正解を語句で答えてしまい、せっかく合っているのに失点してしまったというものです。
ここで、私が「今後、気をつけるように」といくら言ったとしても、生徒は「はい、わかりました。」とあまり深く考えずに答えると思ったので、
私「なんで2回も全く同じような間違いの仕方をしてしまったん、○○くんの頭の中までわからないから先生にこの問題に答えた時に考えたことを教えてほしい」
生徒「…(しばらく考えて)問題の途中で答えが浮かんだから、早く答えを解答欄に書きたくて、答えが浮かんだ時点で問題を最後まで読まずに書いてしまいました」
私は「早く答えたいという気持ちはわからなくもないけど、せっかく答えがわかっているのに点数にならんのはもったいないから、今後は解答欄に答えを書くときは一呼吸おいて、最後まで問題文を読んでから答えようか」
というやりとりで終えました。
この一連のやりとりが指導者として正解だったかどうかはわかりません。
しかし、この生徒がまた同じような間違いをすれば、生徒自身が同じ間違いをしないように自分で気をつけることができるようになるまで、様々な方法をともに考えていこうと思っています。